金星の太陽面通過 2012 大阪

金星の太陽面通過 2012 大阪


世紀の天文ショー、金星の太陽面通過(2012)がもうすぐですね。
大阪ではどういった感じで見られるのでしょうか？


色々と調べたところ、全国的にほぼ同じ時間帯に同じように見ることができ、
ほんの数十秒のずれがあるだけで、約6時間半の天文ショーなる事は間違いありません。


6時間半？そうなんです、今回の金星の太陽面通過(2012)は
午前7時10分～午後1時50分頃まで、見える予定です。
これは大阪でも東京でも名古屋でもほぼ一緒です。


では、どういった現象が見られるのか？


金星の太陽面通過(2012)は、太陽・金星・地球が一直線上に並んで、
見かけ上、太陽の手前に金星が入り込んでくることによって、
太陽面に金星が黒く現れる現象なんです。
変な例えをすると、太陽面に小さいほくろみたいなものが現れる、といった感じですかね。


今回の金星の太陽面通過は、金星の代わりに月が入り込む日食と同じ原理ですが、
同じ原理は同じ原理でも、月は地球のまわりを約１カ月かかってまわっているのに対して、
金星は地球と一緒に太陽のまわりをまわっています。


そして、約19カ月ごとに地球の内側を通過していきます。
という事は・・・・金星の太陽面通過は日食に対して約1/19に確率で
見ることが出来るたいへんめずらしい天文現象なんです。


どうです？どれだけ今回の現象がレアか？お分かりでしょうか？
前回の金星の太陽面通過は2004年6月8日だったんですが、
その日の天気は、北海道の一部を除いて全国的に雲に覆われてしまって、
雲の隙間から見える太陽に真っ黒な金星を微妙な感じで見れただけ、だったようです。


次回の金星の太陽面通過は、105年後の2117年12月11日まで見れないので、
今回は天気が良くなってくれる事を願うのみです。
だってさあ、今生きてる人で、2117年12月11日まで生きれる人って
まずいないでしょ、だから神頼みでもいいから晴れるのを祈りましょう＾＾


そうそう、前回の金星の太陽面通過は、こんな感じだったんだって。


2004/06/08 金星日面通過

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